丸川浩平 Kohei MARUKAWA
独立行政法人国立病院機構金沢医療センター 歯科口腔外科
〒920-8650 石川県金沢市下石引町1-1


a:左側頬部皮下から咬筋に著明な腫脹(矢印)

b:左側下顎切痕部に損傷(矢印)
図❶ 縫合された創の下部より漿液が漏出(矢印)
図❷ CT画像
患者:35歳、男性
主訴:傷から液が漏れる
既往歴:特記事項なし
現病歴:ナイフで切りつけられ頬部に切創を負い、当院に救急搬送され縫合処置を受けた3日後、創部より排液がみられたため当科を受診した。
現症:
全身所見:体格中等度、栄養状態良好。体温36.9℃、倦怠感なし。
口腔外所見:左側頬部から耳下腺咬筋部が著明に腫脹し、縫合された切創の下部より透明な漿液が漏出していた(図❶)。左側頬部皮膚の知覚鈍麻および開口障害(1横指半)を認めたが、顔面神経麻痺症状は認めなかった。
口腔内所見:口腔粘膜に損傷はみられず、とくに炎症所見も認めなかった。
画像所見:CT画像にて左側頬部皮下から咬筋が著しく腫脹し、また下顎骨には左側下顎切痕部に損傷も認められた(図❷)。
臨床検査所見:CPK 748U/L、CRP 0.86mg/dL。その他、特記すべき異常値なし。
主訴:傷から液が漏れる
既往歴:特記事項なし
現病歴:ナイフで切りつけられ頬部に切創を負い、当院に救急搬送され縫合処置を受けた3日後、創部より排液がみられたため当科を受診した。
現症:
全身所見:体格中等度、栄養状態良好。体温36.9℃、倦怠感なし。
口腔外所見:左側頬部から耳下腺咬筋部が著明に腫脹し、縫合された切創の下部より透明な漿液が漏出していた(図❶)。左側頬部皮膚の知覚鈍麻および開口障害(1横指半)を認めたが、顔面神経麻痺症状は認めなかった。
口腔内所見:口腔粘膜に損傷はみられず、とくに炎症所見も認めなかった。
画像所見:CT画像にて左側頬部皮下から咬筋が著しく腫脹し、また下顎骨には左側下顎切痕部に損傷も認められた(図❷)。
臨床検査所見:CPK 748U/L、CRP 0.86mg/dL。その他、特記すべき異常値なし。
Q 最も疑われる疾患名は?
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① 創部感染
② Frey症候群
③ 耳下腺唾液瘻