桑原 徹 Toru KUWAHARA
JA新潟 上越総合病院 歯科口腔外科
〒943-8507 新潟県上越市大道福田616
患者:74歳、女性
主訴:右側頰粘膜に、1ヵ月前から可動性硬結を自覚した。
既往歴:不整脈
家族歴:特記事項なし
現病歴:1ヵ月前から右側頰粘膜に可動性硬結に気づいていたが、痛みなどの臨床的症状がないため放置していた。近医歯科医院に定期受診した際に相談したところ、精査、加療目的で当科へ紹介受診となった。
現症:
全身所見;身長158㎝、体重52㎏
口腔外所見;顔貌腫脹などはなし
口腔内所見;右側頰粘膜に、約10㎜程度の可動性腫瘤を触知したものの、圧痛や排膿は認めなかった(図1)。
血液検査所見:WBC 40.5×102/μL、RBC 381×104/μL、CRP 0.03㎎/dL、T-AMY 135IU/L
パノラマX線写真:顎骨に著明な変化は認めなかった(図2)。
主訴:右側頰粘膜に、1ヵ月前から可動性硬結を自覚した。
既往歴:不整脈
家族歴:特記事項なし
現病歴:1ヵ月前から右側頰粘膜に可動性硬結に気づいていたが、痛みなどの臨床的症状がないため放置していた。近医歯科医院に定期受診した際に相談したところ、精査、加療目的で当科へ紹介受診となった。
現症:
全身所見;身長158㎝、体重52㎏
口腔外所見;顔貌腫脹などはなし
口腔内所見;右側頰粘膜に、約10㎜程度の可動性腫瘤を触知したものの、圧痛や排膿は認めなかった(図1)。
血液検査所見:WBC 40.5×102/μL、RBC 381×104/μL、CRP 0.03㎎/dL、T-AMY 135IU/L
パノラマX線写真:顎骨に著明な変化は認めなかった(図2)。
Q 最も疑われる疾患名は?
① 小唾液腺放線菌症
② 線維性ポリープ
③ 小唾液腺唾石
④ 多形性腺腫
\こちらの回答は月刊 デンタルダイヤモンド 2024年9月号に掲載中!/
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月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。
今回は2024年9月号より、「頰粘膜の無痛性腫脹」についてです。