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2016年10月号 口蓋の腫脹
榊原典幸
Noriyuki SAKAKIBARA
日鋼記念病院 歯科口腔外科
〒051-8501 北海道室蘭市新富町1-5-13
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図1 初診時の口腔内写真
図1 初診時の口腔内写真
図2 初診時のCT画像(造影)右側硬口蓋から軟口蓋、上顎洞内、翼突板周囲から内・外側翼突筋に進展する腫瘤性病変
図2 初診時のCT画像(造影)右側硬口蓋から軟口蓋、上顎洞内、翼突板周囲から内・外側翼突筋に進展する腫瘤性病変
図3 初診時のPET画像
図3 初診時のPET画像

患者: 79歳、女性
主訴: 抜歯後の腫脹がよくならない
既往歴: 高血圧、狭心症
現病歴: 2013年4月近医歯科にて右上6の抜歯処置を受け、一週間経過した後、右側口蓋の腫脹が改善しないことを主訴に自意にて当科受診。
現症: 全身所見に特記事項なし。
口腔内所見: 右上87部硬口蓋から軟口蓋にかけて、粘膜に発赤を伴うび漫性腫脹を認め、同部の粘膜下に弾性軟の腫瘤を触知した。自発痛および圧痛は認めなかった(図1)。
初診時臨床検査所見: 血液学的所見では白血球数 5,340(/μL)、赤血球数334万(/μL)、Hb 10.5(g/dL)、Ht 32.0(%)、Plt 18.8万(/μL)、 CRP 0.48(mg/dL)、と特記すべき異常値は認めなかったが、ESR 1H >140(mm/h)、ESR 2H >140(mm/h)、IgA 1,746(mg/dL)、TK活性5.7(U/l)がいずれも高値を示した。
画像所見: CTおよびMRI画像所見上、右側硬口蓋から軟口蓋、上顎洞内、内・外側翼突筋に進展する均一な造影効果を示す腫瘤性病変を認めた(図2)。  また、FDG/PETでは、右側翼突筋付近にSUVmax=9.8の集積亢進を認め、右側仙骨翼内にもSUVmax=5.6の集積亢進を認めた(図3)。
最も疑われる疾患名は?
  1.多形腺腫
  2.腺様嚢胞がん
  3.多発性骨髄腫
  4.粘表皮がん
ANSWER
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