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2016年6月号 右頬部の腫瘤
長谷剛志
Takashi HASE
公立能登総合病院 歯科口腔外科
〒926-0816 石川県七尾市藤橋町ア部6-4番地
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図1 右鼻翼外側縁の皮膚腫瘤。10×10mm大の弾性硬、暗褐色腫瘤(矢印)
図1 右鼻翼外側縁の皮膚腫瘤。10×10mm大の弾性硬、暗褐色腫瘤(矢印)
図2 パノラマX線写真。右上5 根尖部に一致して不整形のX線不透過物が存在(○印)
図2 パノラマX線写真。右上5根尖部に一致して不整形のX線不透過物が存在(○印)

患者: 70歳、男性
主訴: 右頬部の腫瘤精査
現病歴: 以前より右頬部の違和感を自覚していたが、日常生活に支障ないため放置していた。2週間ほど前より右鼻翼外側縁の皮下に腫瘤が出現し、徐々に増大傾向を示すため、心配になり近医内科を受診した。患者は歯痛も訴えていたため、外歯瘻など歯性感染症が疑われ、口腔内の精査および加療目的のため当科に紹介受診となった。
既往歴: 特記事項なし
家族歴: 特記事項なし
現症: 体格中等度、栄養状態良好。体温は37.2℃で、最近微熱が続いているとのことであったが、その他特記すべきバイタル異常は認められなかった。右鼻翼外側縁の皮膚に10×10mm大で弾性硬、圧痛を伴う暗褐色の腫瘤が認められた(図1)。
口腔内所見: やや清掃状態不良であったが、腫瘤付近の歯に打診痛や動揺は認められなかった。また、著明な歯肉の発赤や腫脹はみられなかったが、腫瘤近傍の歯肉頬移行部に圧痛が認められた。
臨床検査所見: 血液検査において白血球数9,800/μL、CRP1.23mg /dL と高値を示した以外、特記すべき所見なし。
画像所見: パノラマX線写真より、右鼻翼外側縁の腫瘤部および右上5の根尖部に一致して、不整形のX線不透過像が認められた(図2)。右上5は失活歯であった。
最も疑われる疾患名は?
  1.血管腫
  2.粉瘤
  3.外歯瘻
  4.異物迷入
ANSWER
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